白髪染めが白髪の原因に?薄く見えがちな白髪対策
Table of Contents
年齢を重ねると増える白髪
白髪は加齢と共に増加するものですが、個人差があります。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
若白髪が10代から目立つ方もいれば、50台でも黒髪ばかりの人もします。
多くは30~40代から白髪の割合が増えて、かつ、薄毛も進行したりして、頭皮が薄く見えやすくなってしまいます。
その、白髪が増えてしまう原因として、白髪染めが白髪が増えるブースターになっているのではないか?と言われているので解説していきます。
白髪が発生する主な原因
白髪には遺伝による先天的なものと、ストレスや生活習慣による細胞のエラーによる後天的なものがあります。
基本的にはどっちも発生のメカニズムは同じ。
髪を黒くする毛乳頭のメラニンが無くなる・作れなくなる・エラーが起こる・色素幹細胞が減少すると白髪になります。
その原因は・・・
・毛穴の奥のメラノサイト(色素細胞)の休止・死滅で作られず、白髪になります。死因や休止の原因はさまざまです。
・さらにはメラニンの原料はチロシンという栄養・アミノ酸の一種の不足。メラニンが作られない頭皮環境になってしまうと白髪が増えやすくなります。栄養失調的な要因ですね。
・外的・心因的な要因によるメラニン生成エラーで白髪になります。
この外的な要因や、メラノサイトの休止にカラー剤が関与しているのではないかと言われいます。
白髪染めによる白髪の発生
白髪の要因として、活性酸素による酸化がメラノサイトの休止・死滅や、メラニン生成エラーの要因です。
白髪染めの染料には活性酸素の原因となるジアミンや過酸化水素が使われています。
これが白髪の発生を高めてしまうのです。
過酸化水素は人間がもともと持つ酵素などをブロックし、頭皮、毛髪に悪影響を与えると言われています。
美容室でヘアカラーをする場合には、白髪が目立つ根元から染めることが多く、美容師用語的にはベタで染めると言ったりします。
しっかり染まって良い反面、頭皮への負担は大きいので注意が必要。
セルフカラーも同様で、頭皮への負担が大きく、かつ自分で塗る場合には毛先などにも塗りわけが難しく毛のダメージも大きく進めてしまうので、お勧めしませんが、やはり安上がりなのでやる方も多いのが困り物。
髪や頭皮へのダメージも蓄積されやすく、ダメージが進むと頭皮や髪が弱り、白髪変化が進みやすくなります。
白髪が増えやすくなるので、本当に注意しましょう。
白髪が増えないようなケア
まず、白髪染めの頻度を下げる、または、頭皮・根元に付着しないように塗る、美容師的なテクニックとしてはギリで塗るといったりします。
特別暗いカラーでなくても白髪は染まるくらいにはカラー剤は進歩していますし、明るい白髪染めも増えています。
白髪染めでも似合うカラーリングの選択肢は増えているものの、やはり白髪の原因となってしまっては本末転倒。
カラーの選択肢は狭まるものの、香草カラーという低刺激のカラーリングもあるので、担当の美容師さんに相談しましょう。
白髪染めの周期を開け気味にするのも
白髪のセルフケア
白髪を予防・改善するにメラニン生成のサイクルを正常になるよう間然することが大切です。
血流を良くして改善するのも大事
食生活の改善なども大事かもしれません。
白髪は病気ではないため、回復して完治するというものでもなく、これと言った特効薬もなく、これをすれば改善するという確固たる手段があるわけでもない。
あるケアに取り組むことで一時的に白髪を改善できたとしても、他の要因で白髪になることもある。
一度白髪が生え始めると、改善することが難しいことから白髪にならないための予防ケアも重要。
白髪ケアにおいては例え頭皮のマッサージであっても継続することが何よりも大切です。
どうしようもない部分白髪の原因
前髪だけ、つむじ周りだけなど部分的に白髪が生えてきて気になるという方も多いですよね。
部分白髪は、外傷による影響・後遺症でなる場合もあれは、一部分だけがストレスなどで何らかの異常を来しているのが原因です。
大きなストレスを抱えている場合、その部位の血流が阻害され、栄養分が運ばれずメラノサイトの働きが低下し白髪になり易くなります。
頭皮・頭髪の特定の一部分だけにストレスがかかる原因としては、
記憶や思考などの脳の部分的な疲労が影響しているかもしれません。
1本白髪があるとその付近の毛根・毛穴にも同様のストレスを抱えている可能性があるので、近くの毛髪も白髪になりやすくなります。
重点的にマッサージなどケアをするのも良いかもしれません。
頭頂部など分け目に集中している場合には、ウィッグなどが有効なケースもあります。
ウィッグは毛が伸びることが無いので、ウィッグをつけていれば伸びてきた白髪が目立つことがなくなります。
ウィッグの装着で分け目やトップなどの根元を隠すことができます。
薄毛になってしまっていれば、薄い分け目のフォローも同時にできるので、白髪染めの周期を伸ばすのとあわせて有効ですね。
ケアと共に、選択肢の一つとして部分ウィッグなども検討してみましょう。