大手かつらメーカーにメンテナンスに持って行って買い替えを促された、その内情
大手のかつらメーカーではメンテナンスに持って行ったりすると(ウィッグ業界ではリセットといったりします)、もうこれ以上使えませんね、と買い替えを勧められたりしますが、その年数が思ったよりも短いな、とか、年々持たなくなってきているな、と思ったら、そちらのお店は止めた方が良いです。
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別のメーカーに変える方が良いですね。
その悪しきカツラ業界の裏側、お伝えしておきます。
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耐久性と買い替え提案のその裏で
耐用年数に関しては大手カツラメーカー各社で個別に説明するなど、情報を公開していないことも多いですが、購入時には5年~10年持つと言っておきながら、2~3年で買い替えを促す大手のなんと多い事か。
素人目ではわからないと高を括って、自社で数年前に作った製品を否定して買い替えを促す悪意と利益主義の大手メーカーは避けた方が良いというのが私の視点です。
宅配でメンテナンスを受けつけている場合は、まず、買い替え提案、
他のメーカーのも持ち込みいただければメンテナンスしますよ、と言ってたので持っていったら、もう駄目ですね、で買い替え提案、
買った所にメンテナンスに持って行って、裏に持って行ったりしたら(お客様の目につかないところに持っていかれたら)まず買い替えになります。
本来のメンテナンス、カツラ業界的にいうリセット、というのは、髪のすべての絡んでいる部分をほぐし、梳かして、ブラッシングで整えて、必要であれば洗浄:シャンプーしたり、絡みにくくなるようにコーディング:リンス的なものを付けたり、お客様のヘアスタイルに合わせて少しカットしたり、とかが正しい姿。
なんでこんなに買い替え提案になるのか・・・?
裏に持って行ってしていること…
裏に持って行って確認するとか、目の届かないところに持っていかれるのは大変危険です。
事前に持参したウィッグの写真などの記録を撮っておかれるのをお勧めします。
どんな状態で持って行ったのか、もしくは宅配で送ったのであれば、どんなコンディションだったのかをしっかりと記録を。
このお客様の目につかない所での悪事に関しては、
信じられないことに裏でお客様の大切なウィッグを傷つけています…!
えっ!!?? と思われるかもしれませんが、
ハサミで毛をこそぎ落とすようにスライドカットしたり、レザー(髪用のかみそり)やカッターなどでウィッグの毛の一部分を削るようにカットすることで、「毛がバサバサ、傷んでいる、短く切れ毛がある」など、自作自演で理由を付けて買い替えるように促します。
なんでそんなことするの?
こういった悪意に満ちた事件が起こるのが、大手かつらメーカーの悪しき慣習であり、本部からの厳しいノルマ、店長からの個人への激しいノルマ、ノルマが達成できなければ自腹で買わされる、いわゆる自爆営業をさせられることもあるのが原因です。
お客様にお金があるからって許されることではなく、悪しき慣習の中で罪の意識の薄れた大手かつらメーカー専属の美容師がいる事は業界の汚点です。
正直なところ、カツラ業界の汚点と言うだけでなく、美容師としても誇りは無いのかと悲しくなります。そんなことのために厳しい国家試験を取ったんじゃなかろうに…変なスキルをそんなところで無駄遣いしないで欲しいものです。
なので、大手メーカーのウィッグは広告費が多大に上乗っていて割高であるという事と、長期的なメンテナンスにおいてメーカーに不信感があることもあり、私はお勧めしません。
見極めは難しいんですよね。
不信感を感じたら、その直感は当たっています。
どうぞ十分にお気を付け下さい。