小学生と薄毛の悩み・親御さんの早期発見に掛かっている
ハゲ、薄毛は大人だけの問題と思っていませんか?
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ごく稀にですが、子供も脱毛症になってしまう事もあります。
もしくは、抜毛症 と言って、自分で自分の髪の毛を抜いてしまい、結果的に薄毛になってしまうこともある。
精神的に未成熟な子供において、脱毛症は心に傷を残してしまいます。
さらにはその事実を目の当たりにした時に、今度は親がショックを受けてしまう事も…
原因と対策について解説していきます。
子供の脱毛症
多くのケースで、小学生などの子供の脱も王してしまう原因は「ストレス」か「自己免疫疾患」のよるものです。
ストレスで円形脱毛症を引き起こすこともあります。
免疫系が弱って円形になる事もありますが、皮膚の状態などからストレス原因か、疾患からかはおおよその判断が付くとは思います。
ストレスの原因
小学生で受けるストレスの多くは、人間関係、要するに軽度のイジメか、重度のイジメか、親からの虐待などが筆頭に来ます。
そういったモノが原因であれば、何か思い当たるものがあれば、多分その直感は多くの場合正しいでしょう。その原因から遠ざけることが大事になってきます。
学校における人間関係に親が割って入るのは難しく、かといって学校に物申したり過干渉であると子供の居心地も悪くなるなど、どうにか個人で解決するのが難しいケースもあります。
日本ではスクールカウンセラーがいるような学校は皆無、親も相談するところがない、子供も逃げ場がない。逃げ場については思い込みによる部分もありますが、環境を変えるために出来ることは親御さんがサポートしたりも出来ます。
虐待まではいかなくとも、親御さんの子供への期待値が高過ぎるなどで、勉強・熟や習い事を過剰にさせ過ぎているなども原因に上がってきます。
『余計なお世話よ!』と言われるかもしれませんが、もし、ストレスを感じていて、それが脱毛症・または自分で抜いてしまう抜毛症となっているのであれば、一度冷静に自分や家庭環境を客観視することが大事でしょう。
免疫疾患の場合
自己免疫疾患(アトピー体質など)の子供にも脱毛症の症状は起こりやすいと言われています。
極端な感想、又は赤い発疹などで強い痒みを伴う物は脱毛に影響しやすいです。
そして、アトピーに限るわけではありませんが、皮膚疾患が引き金に頭皮を掻きむしってしまい、頭皮・毛根を傷つけてしまう事も。
小学生くらいだと自制心が効かず、髪や頭皮を必要以上に触ってしまう事もあり、悪化させてしまうのです。
疾患が原因で毛母細胞にリンパ球が過剰に反応することで、円形脱毛症となるケースもあり、根治するのが難しいです。やはり、早めの皮膚科専門医の受診が良いでしょう。
高学年ではホルモンバランスの影響も
身体の成長には年齢や性別、個人差がかなりあり、小学校高学年ではホルモンバランスも変わる子もいるかもしれません。
そういった身体の変化と同様に髪質も大きく変わるケースがあり、髪の薄さが気になるケースもあります。
必要以上に気にしてしまってコンプレックスやストレスになることもあります。
髪形・髪質・髪の薄さの悩み、若いから放っておいてもそのうちなんとかなる、と子供だからと放置しないように注意しましょう。もしかしたら、円形脱毛症が出来ていたりするかもしれませんので…
円形脱毛症が出来たら
1~2個の円形脱毛症であれば、自然に治ることも多いです。数カ月でまた生え揃うというパターンですね。
ただ、見た目のケアは必要で、女の子であれば結んだりアレンジしたり誤魔化したりし易いものの、男の子の場合は円形脱毛症の場所や髪の長さ・ヘアスタイルによっては対処が難しいケースもあります。
小学生においてはウィッグやカツラのような被り物で対応するのは難しいと思うので、何か見た目ケアをするのであれば増毛エクステがオススメでしょうか。
プールなどの体育に耐え得るのは、やはり、増毛エクステでしょう。
小学生のうちは子供同士の距離感やじゃれ合いなどの影響を受けやすく、ウィッグはバレた時のダメージが大きいのでここでは勧めません。
複数の円形脱毛症が同時進行する多発型・スキンヘッドのようになってしまう全頭脱毛症まで悪化してしまった場合には長期的な治療を必要としますので、早めに皮膚科の専門医を受診することをオススメします。
ステロイド剤・抗ヒスタミン剤などで治療することで改善すると言われています。複数の円形脱毛症を見つけたら、子供がイヤがったとしても放置せずに病院に連れて行きましょう。
1~2個の円形脱毛症では気丈に振舞い友達と笑い話に出来るようなお子様でも、長期化すると心を病みます。友達からハゲ、とネタにされ始めると少しづつですが心が傷つき、徐々に心を蝕んでいくこともあります。
治療も早く取り組めば、早い回復にもつながります。
親御さんは決して悲観的・卑屈にならず、明るく元気に振舞い、子供を支えてあげましょう。
スキンシップや愛情を伝える言葉、子供を信じる言葉、どんな状態の子供でも受け止める姿勢は子供の励みになります。
子供一人では薄毛治療は進められないもの、二人三脚で取り組みましょう。