季節の変わり目で頭皮が痒い…?原因と対策は?
季節の変わり目に起こる変化として、頭の痒みが起こる、と言うのがあります。
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原因は様々ですが、対策できることもあります。
放っておくと薄毛リスクや部分的なハゲにつながることもあるので、ブログで解説していきます。
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頭の痒みの原因
頭の痒みの原因については、体質として発生しやすい方もいます。
温度、湿度の変化や、体力の低下などで季節の変わり目には体調の変化が起こりやすく、痒みが出てくる方もいます。同様に、季節の変わり目で抜け毛が増える、多くなってきた気がするというお悩みも出やすいですね。
そのうちで、痒みでお悩みのケースのいくつかは原因として特定しやすいものもあるので、確認していきましょう。
①乾燥が原因のケース
頭皮は毛の本数に比例して、毛穴が多く皮膚表面の細かな凹凸などで水分が抜けやすい形状です。
本来は皮脂などで潤いを与えられた状態になるため、外部からの刺激に対して抵抗できるのが正常な状態です。
水分のバランスが崩れたりして保湿できなくなり、乾燥することでバリア機能を失うことで神経過敏・敏感になってかゆみが生じるケースがありまし。
乾燥が進み過ぎると、皮膚の表面が割れて剥がれ落ち、フケになってしまうことも有ります。
痒みに伴う洗髪のし過ぎや、爪を立ててあることで皮膚に傷がついて余計に痒くなるなどもあるので、そういった面にもご注意を。
本来乾燥肌でなくとも、季節の変わり目などで乾燥した空気の影響を受けて痒くなったりもしやすくなります。
一過性であればさほど気にせずとも良いですが、数週間長引く時にはケアの見直しも考えましょう。
②汗・皮脂など分泌物・剥がれ落ちた皮膚やフケ
汗はアルカリ性であり塩分を含んでいるため、長期間放置すると頭皮の炎症の原因になったりします。
カツラ(ウィッグ)を長時間被ることで蒸れてしまい、痒みが起こることもあります。
アトピー性皮膚炎であったりすると、汗や皮脂が刺激となり、痛みを伴う痒みを引き起こしやすくなります。
さらには皮脂が汚れて細菌が繁殖していまい、それも又別口でかゆみの原因となります。
揚げ物など油物を食べることが多くなると、発汗される汗に油分が多く含まれることになりやすく、皮脂が重くなってベタ付きやすくなってしまうことも。
夜勤などをされている方では、長時間頭皮の状態が洗い流されずに経過し、新陳代謝が休まることがなく、皮脂が多くなりがちなケースも見受けられます。
皮脂が多すぎることでもフケが出ることも有ります。乾燥型のフケとは少し違いますが、やはり皮膚が正常にターンオーバーできていないのです。
フケが頭皮に皮脂で湿った状態で滞留することで、痒みの原因になります。
洗髪後に髪を乾かさずに寝てしまうとかだと、雑菌が繁殖しやすくなり、枕なども雑菌の温床となりやすいです。
食生活と共に、生活のリズムやヘアケアの方法など見直した方がよいでしょう。
③カラーやパーマ・ヘアケアアイテムなどのカブレ
美容室でのヘアカラーやパーマの後に頭皮にかゆみを覚えた場合は、原因はきっと美容室での施術が原因でしょう。セルフカラーなどをされている場合も同様です。
いつもの美容室で同じ色のカラーをお願いしたのに、今回だけカブレることも有るの?と疑問に思う事もあるかもしれませんが、体調などのコンディションでカブレが出やすくなったりします。免疫力の低下時、睡眠不足などの時でもカブレが出やすくなることも。妊娠中で神経過敏になっている時もあるし、出産後で体質に変化が出る時もあるので、頭の片隅に覚えておいて欲しいものです。
シャンプーなどの普段のヘアケアアイテムでも、個人の体質により合わないなどえアレルギー反応を引き起こすこともあります。
シャンプーのように日々使っているものは、使用を止めればすぐに治ります。使っていて合わなくて徐々に痒みが出る時もあります。おおよそ28日の皮膚のターンオーバーの中で、やはりアレルギー反応として若干のタイムラグで出る時もあるので注意しましょう。
頭皮に限らず、特にアトピー性皮膚炎の場合は、アレルギー反応を起こしやすい傾向にありますので、体質にあった刺激性の弱いヘアケア製品をチョイスしましょう。
また、シャンプーのすすぎが甘い場合には、残ったシャンプーが毛穴につまり、かゆみを引き起こす雑菌の増殖を招くことにもなります。
ヘアケア製品は自分の肌質にあったものを選び、時間をかけてしっかりすすぎ洗い流すようにしましょう。
ただ、注意点は、ずっと使っているシャンプーでもマイナーチェンジで少し中身が変わってしまう事や、自身の肌のコンディションや水分・油分のバランスが変わって合わなくなることもある、と言うのもあります。
④病気が原因のケースは
病気が原因のケースとしては、金属アレルギーや、疱疹、発疹、水泡ができるなどの炎症性の物、しらくも(頭部白癬)や頭シラミなどの感染・伝染の恐れのあるものなどもあります。
伝染性のものは子供に多いのが特徴ですが、稀に大人に遷ってしまう事もあります。
頭皮の状態について不安な方は、美容師さんに相談してみたり、または早めの皮膚科クリニックの受診をした方がベター。
頭皮の状態によって、医師の判断と、治療の方針、指導などに従って治療をして行くことが必要となります。
対策と改善策
頭皮の皮脂が増えすぎると脂性フケの原因になりますが、不足してしまうと乾燥性のフケの原因になる。
皮脂の分泌は適量であれば頭皮に潤いをもたら、バリア効果で頭皮のコンディションは良くなります。
必要な皮脂を過剰に洗浄・シャンプーすることで、逆に頭皮が乾燥してしまうことも起こります。
例えば朝と夜など、1日に何度も頭を洗っている場合は、1回に抑える方がベターです。
夜勤の方などでお仕事前の眠気取り、お仕事終わりにスッキリしたいなどあっても、出来れば日に一回のシャンプーにしておいた方が良いという事になりますね。
食生活と睡眠
ビタミンB2、B6などをしっかり摂ると皮膚のターンオーバーが安定して、フケ症になり難いと言います。
納豆・豚肉・卵・アーモンドなどが有効だと言いますので、意識して選ぶようにすると良いかもしれません。
睡眠に関しては、人それぞれですが、まとまった睡眠時間の中でこそ、新陳代謝による皮膚細胞の再生が行われるので、夜勤の方などでも部屋をしっかり暗くして日中にまとまった時間の睡眠を確保するなど、コンディションを整えていきましょう。
重症化する前に皮膚科へ
かゆみが長期間引かない、部分的に激しいかゆみがある、掻きむしって皮膚がただれた、頭皮にニキビがあって凸凹する、などの症状があれば、皮膚科の受診をした方が良いでしょう。
放っておくと思わぬ皮膚が有れて抜け毛の原因となる事もあります。
増毛エクステを付けている場合であれば、掻いて引っ張ってしまい、まとめて毛が抜け落ちることになれば、勿体ないですし。
カツラ(ウィッグ)を被ることで蒸れて痒くなり、頭皮環境が悪くなって抜け毛が増えるとかだと本末転倒であったりします。
適切なお手入れと、食生活や睡眠サイクルなどで可能な限り良い頭皮の状態に出来ると良いですね。
見た目の美しさを保つのと、ご自身の肌本来のコンディションを整えると、バランスを取って、季節の変わり目を快適に過ごしましょう!