抜け毛とヘアドライヤーは関係あるの?
Table of Contents
髪を乾かすのは基本
美容室で、美容師さんに髪を乾かすのは大事ですよ~ といわれたことがある方は多いですよね。
※当サイト内アフィリエイト広告等が表示されます
その中でも特に、頭皮を乾かすのが大事ですよ、と言ったアドバイスもあれば、その美容師さんは髪と頭皮のメンテナンスの本質について理解してアドバイスをしてくれているかもしれません。
乾かすときは頭皮から、髪の根元から乾かすのが大事、と言うことについて、解説していきます。
ちなみに、使うドライヤーについても美容師さんからアドバイスを受けることもあるかもしれませんが、諸説あるので納得のいく商品・ドライヤーを使ってみてチョイスすることをお勧めします。
2020年代のトレンドとしては、熱量よりも風量・風の強さを以って乾かすのが良いのでは?と言うのがあります。
本体は小型で発熱版が小さく、風の強さがターボ的に強いのが髪への負担を抑えて良いと言われ、結構高価ですが流行っているので、試してみてもいいかもしれません。
髪が濡れたまま寝るのはNG
なぜ、髪が濡れたまま、乾かさないままではNGなのか?
その理由をしっかりと美容師さんから解説してもらって、理解しているでしょうか。
大まかに二点
1 : 頭皮に雑菌が繁殖し、不衛生になる
2 : 髪の艶が失われる
となります。
お風呂上りや朝シャンのあと、自然乾燥でもいいのではないかしら? と思われる方も多いかもしれません。
でも、なるべくなら頭皮と髪と、しっかりと乾かしたほうが良いでしょう。
特にロングヘアの方は乾かすのは大変とは言う物の、長い髪の分、水気が残りやすいのでしっかりとタオルで挟み込むように事前に水分を吸収した後に乾かしましょう。
ロングヘアは毛並みが揃って艶が出るとすごくきれいです。
お手入れも優しくして、毛をこすったり強く引っ張ったりしないようにケアしていきましょう。
頭皮の雑菌と言うリスク
頭皮を湿ったままの髪で覆うとすると、そこにご自身の皮脂や汗などの体液が分泌され、そしてその後就寝するケースだと、枕との間に蒸れが発生し、枕にも頭皮にも雑菌が繁殖し、臭いの元となったりします。
頭皮のコンディションによっては、かゆみの元となったり、場合によっては毛穴に悪さをすることにもなり、フケや抜け毛の原因となることも。
直接の抜け毛の原因にはならないのでは?という意見も有りますが、ケースとしては頭皮の不潔さが毛穴の環境にマイナスに作用するのはイメージ出来るのではないでしょうか?
自然乾燥で寝るまでに乾けばいいのでは?と言ったご意見や、濡れたままで出かけて(通勤や通学をして)出先に着くころに乾いていればいい、という意見も無くもないのですが、毛の根元の方・頭皮の部分が水気と汗などが交じり、湿ったままになってしまう可能性があり、やはり頭皮には悪影響となりそうなので注意が必要でしょう。
ロングヘアだと襟や方などが濡れた髪の毛の水分で濡れたり、汚れたりもするので、美しさや清潔感でマイナスにもなりそうです。
かゆくなって頭皮を搔くことが習慣になれば悪影響は増大し、抜け毛を増徴することもあるでしょう。痒くて毛を引っぱって抜いてしまう、ストレスなども加わるといわゆる抜毛症になってしまうということも考えられます。
ブラシを通して根元が潰れないように、頭皮が蒸れないように風の抜けを良くし、根元の分泌される皮脂をブラッシングでなじませれば良いのでは?と言った反論を述べる方も居なくもないのですが、そこまでしっかりとブラシを入れてケアをする事を考えてくれるのであれば、ドライヤの風を根元に通してあげてブラシ入れてくれればベストなんだけれども、あと一手間のケアをお勧めしたいです。
髪の艶のためにも
髪にはうろこ状のキューティクルのようなものがある、と言うのはなんとなく一般常識的に聞いたことがあるかもしれません。
濡れるとキューティクルが開いた状態になり、乾くときに閉じる、と言うのもご存知でしょうか。
濡れたままのキューティクルは摩擦などの刺激に対して繊細な状態のため、枕に擦れたりするとダメージするとも言われています。ダメージが進行すると、ツヤが出にくくなります。
きれいに整ったキューティクルは艶がきれいになります。
性格にはうろこの目が整って、光の反射が均一になることで、なんとも言えない美しい艶が出ます。
毛の艶というのは印象を決める上で非常に大事で、ある程度の毛のボリューム、厚みや面、毛並みの良さと言ったもので美しさは格上げされます。
自然乾燥ではキューティクルが均一に閉じられず、ブラシを入れたりドライヤーで根元から毛先方向に風を当てながら・上から下に風を当てることでキューティクルを整えて仕上げることが出来ます。
ロングヘアなどの場合にはブラシを通したりしながらがベストですが、引っ張り過ぎないように注意です。
からまったりすると引っかかって強く引っ張りしがちなので、目の粗いブラシやクシでからみを取りつつブローを。
ロングヘアは強く引っ張ってしまって毛が抜けることが多いので要注意です。
そして、ロングヘアの方は特に、ブラシに抜け毛がからまって付着することも多いのですが、毛が長い分多くの毛がからまって見えるだけですので、気にし過ぎないようにもご注意ください。
ワイルドな方ケースで、朝シャンの後にオープンカー全開にして高速道路を一区間ぶっ飛ばして髪を乾かすと言った方が居て、キューティクル的にどうなのか・・・?
頭皮も毛も乾きはするものの、ばっさばっさでツヤは出ないんですよね(笑) ベースは概ね乾いているので少しブラシを通しながらブローすれば割と一発できれいになったりはしますが、セルフで出先で最後仕上げるのは難しいかもしれませんので、オススメはしません。
まとめ
髪を乾かすお手入れの仕方は人それぞれベースは違ったとしても、どんなにロングヘアでも、アレンジの楽しみやすいミディアムヘアでも基本は同じです。
ロングヘア―の方は乾かしながらクシ入れたりブラシ入れたりで毛が絡まって抜けて感じますからね、自然乾燥の方が良いと思いがちかもしれません。そんなことはありませんよ。
根元・頭皮を乾かし雑菌の繁殖を抑えてかゆみを防止し、
毛髪のツヤが出るように根元から毛先にブラシを入れながら(無ければ手グシでも入れながら)風を当てて乾かす
というのが大事ですね。
ブラッシングももちろん大事で、自分から分泌される、涌き出る皮脂というオーガニックオイルを根元に滞留させず毛先に行き渡らせるのも重要です。年齢ともに皮脂の分泌も少なくなる傾向にあったりするので、不足するようになってからヘアケアオイルを付け足すなどしても良いでしょう。
まずはドライヤー、そして根元を乾かすのが第一優先と言うのを覚えて於いてくださいね。
美容師さんのアドバイスの通りでもかまいません。多くのヘアサロン共通で根元からとか、うなじのほうの下からとか、頭皮から乾かしましょうと言っているはずです。ほぼほぼ美容業界の共通認識ですので、薄毛になるのを防ぐ一つとしてもぜひ正しいヘアケアにも取り組みましょう。
分け目や前髪など、眼に見える部分が薄くなってきたらヘアスタイルやヘアケアを変えるのと同じように、増毛エクステなどを取り入れていくのも検討しましょう。
もし、ウィッグやカツラなどをすでに使用している場合であれば、頭皮や髪が濡れたままでウィッグを装着することの無いようにしましょう。ウィッグのベースなどにも雑菌が繁殖しないようにも気をつけると長持ちすることにもつながります。